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▶ コピー&ペーストの落とし穴

ターボノリバケ

みなさん、お疲れ様です。

今日は、現場監督を目指す方に知っておいて欲しいことを書きます。
工事現場では、施工管理や技術提案、創意工夫というものをおこなっています。
そこで、それらを提出する前に"必ずチェックしておこう!"という話です。

経験豊富な現場監督さんには、当たり前の話なので、まだ経験の少ない現場監督さんに読んで欲しい記事です。

1.コピー&ペースト

現場書類の良くある話ですが、
形式化されたものは、一度通ることで右へ倣えが始まります。
その結果、施工計画書や施工管理、技術提案、創意工夫などの書類をコピー&ペーストで作成して…誤字脱字が以前のままであったり、工事名がコピー元の工事名になっていることがあります。

このコピー&ペースト自体、書類作成では当たり前のことであり、全く悪くありません。
問題は、以前の現場事例をそのままコピー&ペーストしていることです。
ここに、経験の少ない現場監督さんでは、気付けない落とし穴が隠されています。

今回、その落とし穴をより分かりやすく伝えるため、ターボノリバケという法面転圧用のバケットを例に書かせて頂きます。
このターボノリバケとは、全世界で初めて法面転圧とバケット作業を1台で可能にしたウエダ産業株式会社のすばらしい技術です。

この技術の特徴として、以下のことがあげられています。
・油圧振動装置(ウエダターボジャック)は一方通行配管でOK(振動はピストン型)
・国交省向け、新技術提案型の製品です。
・製品仕様(ホームページ参照)


動画名:土工ー法面工の技術提案 ターボノリバケ

製品仕様と動画で、この技術のことはお分かりいただけたと思います。
しかし、そもそも技術とはメリットとデメリットが表裏一体のものです。
そのため、時としてメリットがデメリットになることがあります。

2.考える癖をつける

この技術を利用するうえで、法令・地域特性・評価について少し考えてみます。
注意:下記は実際の現場で考える場合の一例です

①法令
・騒音:特定建設作業の騒音が、特定建設作業の場所の敷地の境界線において、八十五デジベルを超える大きさのものでないこと。
・振動:特定建設作業の振動が、特定建設作業の場所の敷地の境界線において、七十五デシベルを超える大きさのものでないこと。
・地方自治体の法令等:工事現場が地域の条例等で指定する特定地域等に該当していないか?

②地域特性
・工事現場の近隣地域に騒音・振動により悪影響を及ぼす施設や住居等がないか?

③評価※NETISを利用すると良い
・標準施工との対比による効果の証明(転圧・費用・日数…などなど)

この中で、特に②地域特性については、現場監督さんの腕の見せ所です。
また、地域に根差す中小建設業の皆さんが、最も力を発揮する所でもあります。
ところが、この②地域特性によって、技術のメリットがデメリットになるとき…
コピー&ペーストのみで、書類を提出してしまう経験の少ない現場監督さんでは、落とし穴に落ちてしまいます。

そのため、経験の少ない現場監督さんは、まず考える癖をつけ、様々なことを想定した報連相が出来るようになりましょう。

3.想定してみる

では、②地域特性によって、技術のメリットがデメリットになるときとは、どんなときでしょうか?

②地域特性を
人口の多くを高齢者が占めており、介護や内業主体の職場が多い地域だと想定します。

ここで、先ほどみたターボノリバケを思い出してください。
①法令、③評価、ともに問題はないのですが、想定した特性のある地域でターボノリバケを使用すると、以下のような問題が考えられます。

工事現場の近くに
住居型の介護施設がある→人体に障害を生じさせる恐れがある
寝たきりの老人が住んでいる→人命が失われる恐れがある
内業主体の職場が点在している→従業員が不快感や不調を訴える恐れがある→営業や地域経済に影響を与える
…など

このように、法面を転圧できるメリットが、転圧することによる騒音や振動が及ぼす悪影響というデメリットに変わりました。
残念ながら、コピー&ペーストだけでは、このような落とし穴に気付くことはできません。
その実例として…近隣地域の類似工事をした時の施工計画書をコピー&ペーストして、工事に付された条件を見逃していることがあります。

4.繰り返し

これまでみてきた、考える癖をつけて、様々な想定をすること。
これが、落とし穴に落ちないための訓練であり、報連相の材料となることが分かったと思います。
そして、報連相に対し上司や会社が決定したことを、現場で実践しながら、問題解決力を身に着けていきます。
つまり、これらの繰り返しが、現場経験ということです。

コピー&ペーストの問題は、先述の"考える癖をつけて、様々な想定をすること"を省いてしまことでした。
また、コピー&ペーストだけでは、落とし穴に落ちるのは必然的なことだと分かりました。

問題が起きてからでは、報連相も辛くなるでしょうし、役所に提案した後に"なかったことに…"では話になりません。
新しい技術の普及と発展を支えているのは現場であり、活かすも殺すも現場監督さんの腕次第です。

経験の少ない現場監督さんは、
是非、コピー&ペーストした書類の内容について考えながら、現場を想定し作成するように心がけてみてください。
その繰り返しが、新しい技術の普及と発展を支える素晴らしい書類作成の技術となり、また経験となって返ってきます。

では、今日はこの辺で。


Thanks;ウエダ産業株式会社さん写真お借りしました


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